株式会社アドウェイズ

「採用市場にはいない方だ、と経営層が驚いていた」
なかなか採用できなかったコーポレート職人材を採用

転職潜在層にメッセージを読んでもらえる確率が高く、好意的に会えるのは大きな強み

株式会社アドウェイズ
目的
  • 採用難易度の高い職種の採用を積極的に進めたい
  • 弊社の魅力をより伝えられる方法での採用活動を行いたい
課題
  • 当該ポジションは転職市場で希少なため、採用に1年間苦戦していた
効果
  • 転職潜在層から、自社の条件や社風に合った方と出会うことができた
  • 経営陣に高く評価される人材を採用

ダイレクトリクルーティングで多数の採用を目指すアドウェイズは、新しい候補者を求めてEight Career Designを導入しました。Eightのデータベースにアプローチすることで、1年間採用ができていなかったコーポレート職ポジションの採用に成功。会長や役員に「採用市場にはいない、優秀な方を見つけることができた」と高く評価される人材が採用できた同社に、Eight Career Designの活用方法を伺いました。

Eight Career Designは、他サービスにないユニークな情報が見えるところが新鮮

<お話を伺った方>

人事・経営推進グループ 人事推進室 DR Unit ユニットマネージャ 美馬梨沙様
人事・経営推進グループ 人事推進室 DR Unit 駒田健太様

──アドウェイズの事業内容を教えてください。

美馬様(以下、美馬):アドウェイズは、2001年に設立したインターネット広告企業です。2006年に東証マザーズに上場し、2020年に東証1部へ市場変更、2022年からプライム市場に移行しています。

アプリ・Webの包括的なマーケティングを支援するエージェンシー事業を始め、国内最大級のアフィリエイトサービスである「JANet」や「Smart-C」、スマートフォン向けの広告配信サービス「AppDriver」、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」など、さまざまな広告プロダクトの開発や提供を行っております。また、日本国内だけでなく、アジアを中心とした国々にも事業展開しています。

──現在の採用目標をお聞かせください。

美馬:今期(2024年度)は、ダイレクトリクルーティングでの採用を確立したいと考えています。アドウェイズグループでの募集職種は、エンジニアや営業、デザイナーなど、多岐にわたります。ダイレクトリクルーティングでは、採用競争が激しいエンジニアやマネージャー職など、転職市場で希少なポジションの採用を目指しています

──どのような理由で、Eight Career Designの導入に至ったのでしょうか。

美馬:もともとは人材紹介サービスを中心に採用活動を行っていたのですが、近年は採用が難しい職種が多く、採用手段の拡充を目指しておりました。そこで、ダイレクトリクルーティングに力を入れようと、2023年7月にその専門チームを立ち上げ、様々な媒体の活用を始めました。

しかし、スカウトを送り続けていると、どの媒体でも対象となる方が少なくなってきます。そのため、常に新しい媒体を探している中でEight Career Designを知り、ぜひお話を伺ってみたいと思いました。

人事・経営推進グループ 人事推進室 DR Unit 駒田健太様

転職潜在層のメッセージ開封率が高く、好意的に会える唯一の媒体

──実際にEight Career Designを使ってみて、いかがでしたか。

駒田:転職潜在層の方にアプローチできるのは大きいなと思いました。今回、コーポレート職ポジションで採用ができたのですが、その方も転職活動をしておらず、「良い話があれば聞いてみようかな」という温度感からのスタートでした。

今回採用できたポジションは、人材紹介サービスでも他のダイレクトリクルーティングの媒体でも候補者が非常に少なく、採用を急ぎたいけれどどうすることもできない状態が1年ほど続いていたので、まさに念願の採用だったんです。

美馬:私たちはダイレクトリクルーティングだけで多数の媒体を使っています。Eight Career Design以外にも転職潜在層にアプローチできる媒体はあるのですが、Eight Career Designは候補者からのリアクションが特に良いんです。

Eight Career Designの場合は、「Eightに名刺を登録しよう」という、転職とは全く別の目的でアプリを開いた際、メッセージに気づかれ、開封してもらえる流れが多いです。また、不意のタイミングなのが印象的なようで、メッセージの内容がよければ、「少し話を聞いてみようかな」と思ってもらえる仕組みになっているなと感じます。

転職潜在層にメッセージを読んでもらえる確率が高く、好意的に会えるのは、Eight Career Designの大きな強みだなと思いますね。

駒田:候補者の方からも気軽に返信がいただけて、カジュアル面談に入りやすい印象です。断りの連絡も気軽にくださるので、転職を主目的にした媒体ではない分、候補者の方からしても、構えなくていいというイメージなのかもしれません。

それと、Eight担当者の方のサポートが非常に手厚く、相談すればすぐにアドバイスが得られるのも、とても良かったです。

例えば、コーポレート職に強い企業に在籍している人を探したいと思っても、業界や職種とは違って検索の切り口が難しいのですが、すぐに「検索条件をこう設定すればヒットしやすくなりますよ」と的確に教えていただきました

そのおかげでスムーズに候補者が探せたので、スカウトの送付もスピード感をもって進めることができましたね。

──他に、Eight Career Designならではの特徴だと感じられた点はありますか。

美馬:名刺情報を見てスカウトを送るかどうかの判断をするので、その人がどういう経験を積んでいるかは、想像力を膨らませて考えています。

他社のサービスであれば、「経歴が書いていないからわからない」というだけで終わってしまうところを、会社名から会社規模を調べて、この部署と役職ならこんなことをやっているのではないかと想像し、最終的には勇気を出してスカウトを送るんです。

その過程で企業の情報を吸収できるので、採用担当としての知見が広がっていくところも、Eight Career Designの魅力だなと感じます。

事業部にカジュアル面談をお願いするときには「この情報じゃわからない」と言われることもあるのですが、逆に言えば、それは事業部とコミュニケーションをとってこちらの熱意を伝えるチャンスです。スカウトを送った理由を懇切丁寧に伝えることで、事業部との認識のギャップを埋めた状態で、カジュアル面談に臨んでもらうことができています。

人事・経営推進グループ 人事推進室 DR Unitユニットマネージャ 美馬梨沙様

最終面接で企業理念に共感してもらえたことから、内定承諾へ

──今回採用に至ったポジションは、どのような条件で探していたのでしょうか。

駒田:当社と似た規模感の上場企業で、専門業務の経験をお持ちの方を探していました。難しい条件でしたが、スカウトは12~13件送ることができ、カジュアル面談は2~3件実施することができました。

──どのようにして採用に至りましたか。

駒田:その方は、事前情報の段階では募集ポジションとは違う経歴をお持ちで営業職に近い印象があり、現場の担当者からは「少し違うかもしれない」と言われていました。

いざカジュアル面談を実施してみると、違った経歴をより活かせる印象があり、むしろ弊社の社風に合っている、「ウチに来てほしいと」いうポジティブな反応が現場から得られたんです。

そこで、こちらからその方に「よかったら面接に来てください」とアプローチしました。もともと転職意向の低い転職潜在層の方だったので、こまめに連絡をしたり、その方の希望にはできる限り柔軟に対応したりするよう努めましたね。

美馬:最終面接は会長が実施するのですが、その方が転職潜在層であることを察して面接のやり方を切り替え、経営者としての思いや会社のアピールも交えながら話してくれました。弊社の理念に非常に共感してもらうことができ、その後の内定承諾につながりました。選考に入ってから内定承諾までは、およそ2カ月でしたね。

その方から承諾を頂いたとき、会長や役員には「採用市場にはいない、すごい人を見つけてきたね」「この人を逃したら、この先30年はこのポジションは採用できなかったと思う」と、今までにないほど褒められました(笑)。

──最後に、今後の採用活動の展望を聞かせてください。

駒田:メッセージや面談を通して候補者に直接社風を感じてもらえるのは、ダイレクトリクルーティング特有の強みなので、他の採用チャネルともうまく使い分けながら、採用力を強化していきたいですね。

美馬:私たちのユニットでは、ダイレクトリクルーティングでの多数採用を目指しているので、今後もEight Career Designをさらに活用して、成果を出していきたいです。

※インタビュー内容は、2024年1月30日時点のもの
執筆:三ツ井香菜 撮影:中澤真央 編集:南野 義哉(プレスラボ)

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