フレックシステムズ株式会社

「幅広いバリエーションの母集団が形成できる」
システム開発のプロが感心した仕組みの活用で、新事業の営業組織をリードする人材の採用に成功

特によくできていると感じたのが、システムの仕組みです。

フレックシステムズ株式会社
目的
  • 中小企業向けの新ビジネス発足に伴い、営業ができる人材を複数人採用して、営業組織を立ち上げたい
課題
  • 営業人材の採用ノウハウがない
  • 営業組織の立ち上げをリードするマネジメント層が欲しい
効果
  • IT業界の経験を持ち、転職意欲も高い人材と出会えた
  • 企業と候補者、双方のニーズがマッチして1名の採用に成功

フレックシステムズは、経営の第2の柱として中小企業向けのデジタル化支援事業を新しく立ち上げ、その営業やマーケティングを担う人材を探していました。その中で、企業側から転職候補者にアプローチする手段として、Eight Career Designに注目しました。営業人材の採用と特に相性が良いと感じたことやサポートが手厚いことなどから、導入に至りました。
 
採用候補者の検索では、さまざまな角度から条件を設定できることに驚き、感心したといいます。また、Eightサポートの細かなアドバイスもあり、営業組織をリードしていく人材の採用に成功しました。Eight Career Designを活用するメリットや成果、今後の展望などについて、お話を伺いました。

創業20年。事業の2本目の柱として、中小企業向けの新ビジネスをスタート

<お話を伺った方>
代表取締役 笹川廣太郎様
取締役 管理部長 加村恭一様
取締役 山口彰美様
営業部主任 白井輝紀様

──フレックシステムズの事業内容を教えてください。

笹川様(以下、笹川):創業以来20年間、大手企業の情報システムのコンサルティングや企画、構築、運用保守をワンストップでサービスを提供してきました。加えて、最近は中堅・中小企業に向けてデジタル化を徹底的にサポートするサービスを立ち上げ、従来のビジネスにもう1本大きな柱を立てていこうとしています。

──貴社が抱えている採用課題を聞かせてください。

笹川:中堅・中小企業向けの新ビジネスは、今から約3年前にその構想が立ち上がり、約2年前から準備をスタートしました。その中で課題として浮かび上がったのが、営業やマーケティングを担う人材が必要であることです。

実は、大手企業向けのビジネスでは、創業時から長らくお付き合いのある企業の仕事を継続的に行っているため、新規顧客開拓を行う営業はほとんど必要ありませんでした。

採用もエンジニアを中心に行ってきていたので、そもそも営業人材の採用にも慣れていない状態でした。そうした状況の中、営業やマーケティングの機能を組織から立ち上げるためにマネジメントができる人材を含め、メンバーを複数人集める必要があったのです。

代表取締役 笹川廣太郎様

営業人材の採用にぴったりだと考え、導入へ

──Eight Career Designの導入に至った経緯を教えてください。

加村:そもそもEight Career Designのサービスを知ったのは、新ビジネスの構想が立ち上がる前でした。

当時はエンジニアの採用で求人広告媒体を使っていたのですが、エンジニアが売り手市場になっている中で、当社のような中小企業には人材が集まりにくいことが課題でした。

そこで、候補者の方に自社の魅力を能動的にアピールできるダイレクトリクルーティングに興味を持ちました。

Eight Career Designは、2020年の冬頃にダイレクトリクルーティングの情報収集を行う中で知り、面白そうだと感じました。

そのときはEight担当者と情報交換だけで導入には至らなかったのですが、2022年10月頃に再度Eight側から連絡をもらったときに、「これは営業人材の採用で使えるのではないか」と考えたのです。

Eight Career Designは、名刺管理ツールをベースにしています。営業の方は名刺を交換する機会が多く、こうしたツールも積極的に活用されているイメージだったので、ぴったりなのではないかと思いました。

──Eight Career Designの導入を決める際、何が決め手になりましたか。

加村:マネジメントができる層を採用したい思いがあり、もともと活用していた求人広告媒体はマネジメント層が少ないため、適さないだろうと考えていました。

また、人材紹介会社であればマネジメント層の採用はできそうですが、コストが高くなります。その中で、Eight Career Designのデータベースには営業のマネジメント経験者が豊富にいて、紹介会社ほどコストもかからないというメリットがあったので、まずはEight Career Designで挑戦してみようと思いました。

取締役 管理部長 加村恭一様

笹川:営業のマネジメント経験者に限らず、Eightの登録者は数が圧倒的で、年齢や業界業種もバリエーションに富んでいるのも魅力的でした。Eight Career Designのサービスについて詳しく話を聞く中で、営業人材の採用方法について丁寧に教えてもらったことも、気に入った理由の一つでしたね。

システム開発のプロが見ても、バックグラウンドの仕組みがよくできていると感じた

──実際にEight Career Designを活用してみて、いかがでしたか。

笹川:これまでいろいろな採用メディアを利用してきましたが、Eight Career Designを使ってみて特によくできていると感じたのが、システムの仕組みです。当社はシステム開発を担う会社なので、バックグラウンドの仕組みを重視しがちなのですが、非常に興味深いなと思いましたね。

というのも、候補者を検索するときの条件が、さまざまな角度から豊富に設定できるようになっているんです。

私たちは最初、そもそも営業職にどのような分野の人がいるのかも分からなかったのですが、Eightのサポート担当者が私たちの意図を汲み取って検索条件についてアドバイスをくれました。

助言に従って2回3回と条件を変更して候補者を絞っていったところ、私たちのスカウトに反応をくれる候補者の方が増えていったのです。

Eight担当者が多様な条件の設定方法を熟知していることに加えて、Sansanそのものにもデータの紐づけ方法やデータ設定の方法に多様なノウハウがあるのだと感じましたね。

1人の候補者の方に対しても、いろいろな角度からアプローチできるようになっていますし、少し条件を変えるだけで全く異なる結果が見られるようになっています。

Eight担当者のアドバイスが的確で、かつ幅広いバリエーションでデータの母集団を形成できることがとても良かったです。

加村:Eight Career Designの導入後にエンジニアの採用でも他社のダイレクトリクルーティングサービスを使うようになったのですが、そこで改めて感じたのは、Eight Career Designはフィードバックの内容も非常に的確なんです。

個人のデータに基づいて改善点の細かな提案があったり、求人内容やスカウト文面を細かく添削してアレンジしてもらえたりと、より効果的なアプローチができるように考えてもらいました。Eightは対応の良さがほかとは違うなと思いましたね。

Eightでスカウトされたことに驚き、話を聞いてみようと思った

──今回、営業の組織を立ち上げて主導するマネージャーの採用に成功したと伺いました。具体的にどのような条件でスカウトを行ったのでしょうか。

山口:まずは幹部候補の採用を目指して、ある程度年齢を絞った上で、ITの経験があり、転職意欲も高い人をターゲットにスカウトを行いました。転職意欲については、Eightのユーザーが自分で選択できる欄があるので、その項目を参考にしましたね。

──スカウトメールに対する反応はどうでしたか。

山口:スカウトメールの文面をEight担当者に添削してもらったこともあり、それなりに手応えがありました。どこに興味を持って反応をいただけるかはさまざまでした。

今回採用した白井は、弊社の5年先、10年先のビジョンに興味を持ってくれたようです。また、お互いのやりたいことがマッチしていたことや、チームのナンバー2としてメンバーをマネジメントした経験があったことも良かったですね。白井には2023年1月頃にスカウトメールを送り、面談や面接を経て、4月に入社してもらいました。

取締役 山口彰美様

──白井さんは、スカウトを受けてどのように感じましたか。

白井:転職意思に関しては、良い話があればまずは聞いてみようという程度でした。ただ、Eightで転職しようとは思っていませんでしたし、転職の意思表示をしてもEight上でつながりのある企業から声がかかるくらいで、まさかスカウトメールが飛んでくるとは思ってもいませんでした。

フレックシステムズは、その驚きもあって話を聞いてみようと思いましたね。最初の面談から代表取締役の笹川が出てきて当社に対する熱い思いを聞き、面白そうだなと強く印象に残ったのと、自分のやりたいこととも合致していたので、選考を進めてもらいました。

実は、同時期に別の媒体でも選考が進んでいて、他社の内定もいただいたのですが、フレックシステムズの方が事業の将来性が高いと感じたのも入社の決め手でした。

営業部主任 白井輝紀様

──採用について、今後の展望を教えてください。

山口:Eight Career Designでは若手を中心に、営業組織を構成するメンバーの採用したいと考えています。数年先には、技術的な知識も持ったセールスエンジニアの集団に育てていくことが目標です。

※インタビュー内容は、2023年6月19日時点のもの
執筆:三ツ井香菜 撮影:齋藤大輔 編集:南野 義哉(プレスラボ)

こちらの事例も、
合わせて読まれています

お役立ち資料