企業向けプレミアム

新商品開発、コラボ企画、海外展開。
老舗七味唐辛子店の挑戦は「出会い」と「つながり」からはじまる

株式会社八幡屋礒五郎

1736年創業。長野県の有名な観光地として知られる善光寺で、七味唐辛子を売り始めたのがはじまり。日本三大七味の1つとして知られる。現在の9代目社長室賀豊に経営が引き継がれてから、次々に新商品を開発、「八幡屋礒五郎」は全国的に有名なブランドへと成長。現在は七味唐辛子だけでなく、スイーツや調味料、コスメなど、多岐にわたり商品を展開している。

株式会社八幡屋礒五郎
社名
株式会社八幡屋礒五郎
事業内容
七味唐辛子製造・販売
設立
1953年
従業員数
84名
URL
https://www.yawataya.co.jp/
目的
他社コラボ商品の増加に伴い、他企業とのつながりを増やす
全国各地で名刺交換した後、すぐに資料や見積もりを送れる体制を整える
課題
講演や展示会の後、本社に戻ってからコンタクトを取ると時間がかかり、機会損失につながる
効果
全国各地で名刺交換をしてから改めてコンタクトを取るまでの時間が短縮された
名刺共有により、社内で顧客情報を教えてもらう手間が省けるようになった

282年の歴史を築いた七味唐辛子
美味しさの秘訣は地元の素材

<お話を伺った人>

株式会社八幡屋礒五郎 業務統括本部長 室賀ゆう貴様

9代目社長は、ゆう貴様のお父様。9代目になり、商品数が増え会社の規模も一気に拡大したのだという。
9代目社長は、ゆう貴様のお父様。9代目になり、商品数が増え会社の規模も一気に拡大したのだという。

七味は、その名の通り7種類の素材を合わせたものですが、実は、調合する素材に決まりはありません。ですから、東京・浅草の「やげん堀」、京都・清水の「七味家本舗」、それに当社を加えて日本の「三大七味」と言われていますが、味や香りにそれぞれ特徴があるんです。例えば、東京は濃い味が好まれる傾向にあるので、2種類の唐辛子をブレンドして辛くしていますし、京都はだしの文化に合わせて辛さを抑え、風味を重視しています。

当社は、辛さも風味もバランスが良く、いいとこ取りです(笑)。ただ長野は寒いので、体が温まるように生姜を入れているのが特徴ですね。素材も地場のものにこだわっていて、かつて皮(みかんの皮)以外は地元のものを使っていました。時代が変わる中で、なかなか地元産のものだけを使うことが叶わなくなってきましたが、最近は自社で素材の栽培を始めたことで、以前のように地場の素材にこだわった七味が提供できるようになっています。

名刺交換がきっかけで
新商品やコラボ企画が次々誕生

創業以来、こだわってきたのが「地元の人のために、地元に愛されるものを丁寧に作る」という姿勢です。時代とともに人々の嗜好も変化しますから、それに合わせていろいろな商品開発も進めているんです。8代目まではどちらかというと保守的でしたが、いまの9代目になってからは、インターネットの普及もあり、販路が広がったことで、幅広く商品開発にチャレンジするようになりました。ゆず七味やラー油、ガラムマサラ、七味を使ったスイーツ、子供も食べられる辛くない七味の開発もしています。

商品パッケージのデザインは社内のデザインチームがすべて制作しているという。定番の赤いブリキ缶は、大正十三年に6代目の栄助が考案したもの。
商品パッケージのデザインは社内のデザインチームがすべて制作しているという。定番の赤いブリキ缶は、大正十三年に6代目の栄助が考案したもの。

長野の人は七味を何にでもかけますが、県外の人は七味の使い方が限られています。ですから、いろんな使い方ができることを伝えたいんです。ありがたいことに最近では、「こんなふうに使いたい」という声をいただくことも増え、それに応えるかたちで新商品やコラボ商品の企画につなげています。

こうして商品の種類が増えると、いろんな企業様との「出会い」や「つながり」も重要になります。実際に、名刺交換をきっかけに当社に興味を持っていただいたり、新しいコラボ商品が生まれたりすることもありますし。例えば展示会に出展した際、出展者同士でも名刺交換をしたんです。それをきっかけに、ある食品会社さんの人気商品に付いている七味に当社の七味を使っていただくことになって。あのとき、もし積極的に名刺交換をしていなかったら、こうしたきっかけも生まれませんでした。

名刺交換の際、裏を見て「あっ、知っています」と会話が弾み、商談に至ることもあるのだという。
名刺交換の際、裏を見て「あっ、知っています」と会話が弾み、商談に至ることもあるのだという。

社長の講演や、展示会への出展も増えており、名刺交換をする機会が多くなりました。だから「Eight 企業向けプレミアム」の導入を検討したんです。「Eight」は以前から個人では使っていて、使い勝手の良さも知っていたので。

「連絡先、教えて」のやりとりが減り
業務の効率もアップ

社長の講演は全国各地、展示会は東京で開催されることが多いのですが、名刺交換の後にサンプルや資料、見積もりなどをお送りする場合、長野の本社に戻ってから取りかかると、どうしても遅くなります。でも名刺交換してすぐに名刺情報をデータとして共有できれば、本社にいる社員に手配をすぐ頼める。最近は海外展開も進めていますから、「Eight 企業向けプレミアム」を導入してから、現地法人の方とのやり取りもスピーディーにでき、とても助かっています。

社内でお客様の情報を共有するのも楽になりました。導入前は、連絡先を知りたくても教えてくれる人の手が空くのを待ったり、名刺を探してコピーしたりと手間が掛かっていました。でもいまは、名刺情報を聞く人も教える人も、お互いにストレスがなくなったことで、他の仕事の効率も良くなったような気がしています。

現在は、社長と営業のメンバーで利用しています。導入当初は一部から「自分なりに整理しているから必要ない」というような声もありました。でも、皆で共有することに意味がありますから「足並みを揃えたい」と伝え、納得してもらったんです。

いまでは、例えば、「お客様の名前が浮かばない時に、スマホで名刺を検索できるので助かった」など、良い反応を耳にすることが増えています。「役員や上司が使っているなら」とEightの個人向けアプリを使い始めるメンバーもいるので、いずれはもっと広く社内で使っていければと考えています。

それから、名刺の共有はもちろん、メッセージの機能も利用していきたいんです。例えば、お客様に「何時頃に到着します」といった簡単な連絡や情報を送れると、お互い便利ですし、社内での細かい連携にも役立てられると思います。

お客様との簡単なやりとりは、Eightのメッセージでも十分できると思う、とゆう貴様。
お客様との簡単なやりとりは、Eightのメッセージでも十分できると思う、とゆう貴様。

shichimi(七味)を世界へ
味をアレンジする楽しさを伝えたい

当社が目指しているのは、全ての食卓に七味唐辛子を届けること。海外に行くと、食卓には何も置いていないのが普通ですが、日本だとたくさんの調味料が置いてありますよね。出された食事を自分でアレンジして、自分好みの味にして楽しむというのは、和食の独特な文化であり、食事の楽しみ方です。七味も含め、いろんなものを使って楽しめるこの文化を、世界に向けて発信していければと思っています。

そのためにも、「七味(shichimi)」という言葉を辞書に載るくらいにまで広めていきたいと考えています。いまはまだ、七味を英語で伝えるとき、「7つのスパイスを〜」と説明的な表現でないと伝わりません。そうではなく、「shichimi」という言葉ですぐわかるようにしたいと、社内でも話しています。だから、海外の展示会に出た時も、頑に「shichimi」と言い続けるようにしているんです。そうやって、少しずつでも認知度を高めていきたいですね。

最近は、三大七味の3社で集まって情報共有をしたり、お互いに七味の認知度を上げるための取り組みを考えたり、いろんなことを始めました。醤油や味噌に比べたら、七味はまだまだ認知度も低いですし、使っていただける機会も少ないでしょう。まずは手に取ってもらう機会を増やせるように、いろいろな取り組みをしていきたいです。2020年を機に世界中の人の目が日本に向きますから、「七味って何だ?おいしいじゃないか」「うちの国のあの料理に合いそうだな」なんて興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

善光寺の表参道に位置する根元八幡屋礒五郎本店。取材の日も、店舗の外観の写真を撮る人、お土産用にたくさん購入する人など、多くの観光客で賑わっていた。
善光寺の表参道に位置する根元八幡屋礒五郎本店。取材の日も、店舗の外観の写真を撮る人、お土産用にたくさん購入する人など、多くの観光客で賑わっていた。

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