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名刺共有で地域・顧客密着型のビジネスを広げたい。国内シェア70%の「揺らすモータ」を、さらに進化させる技術商社

ユーラステクノ株式会社

国内TOPシェアの産業用振動モータ「ユーラスバイブレータ」と、独自の粉粒体コントロール技術「パウトロニクス」で、世界中のさまざまな製造現場に精密で高度な粉粒体のハンドリング機械・設備・システムを提供する技術商社。

ユーラステクノ株式会社
社名
ユーラステクノ株式会社
事業内容
振動粉体機器の販売・輸出入/粉粒体の生産・加工設備の設計、工事請負
設立
2000年
従業員数
40名
URL
https://www.uras-techno.co.jp/
目的
オーダーメイド受注へのニーズを見つけるため、柔軟にお客様とつながれるようにしたい
お得意先を訪ねる際に近くのお客様も訪問したく、連絡先がすぐにわかる状態にしたい
課題
お客様の連絡先を知るために社内の担当者間で情報のやりとりが必要になり、時間がかかる
効果
お客様の連絡先を他の社員に聞く必要がなくなり、お客様と柔軟につながれるようになった
ダウンロード機能により、展示会で出会った方々へのお礼状のリスト化が楽になった

高品質振動モータ「ユーラスバイブレータ」と
独自技術「パウトロニクス」

<お話を伺った人>

東京営業所 所長 南條信幸様
営業本部 企画担当 松原隆様

南條氏 当社は、産業用振動モータ「ユーラスバイブレータ」と、「パウトロニクス」という独自技術で粉粒体をハンドリングする設備や機械を販売している技術商社です。「パウトロニクス」とは、「ユーラスバイブレータ」の開発・研究で培った振動技術を応用した粉粒体コントロール技術で、「パウダー」と「エレクトロニクス」を融合した造語です。要するに「粉を制御する技術」のことです。

例えば、小麦粉は粉の大きさで中力粉や薄力粉などに分類されます。石灰も小さいものは医療用、比較的大きいものはグラウンドにラインを引くマーカーなど、原材料が同じでも大きさにより用途が変わり、値段も変わります。そこで、肉眼では分かりにくい粒や粉のサイズを正確に分ける工程が必要になるわけですが、それを可能にするのが「パウトロニクス」で設計された分級機やふるい分け機です。送り出す・砕く・運ぶ・計る・詰めるなど、その前後の工程をサポートする専用の機械なのです。

「社名のユーラスは『揺らす』からとったダジャレです。(笑)」と南條氏。「揺らす」ことに強いこだわりを持っていることが伝わってくる。
「社名のユーラスは『揺らす』からとったダジャレです。(笑)」と南條氏。「揺らす」ことに強いこだわりを持っていることが伝わってくる。

それらの機械は振動応用機とか粉体機などと呼ばれているように、それぞれの処理は振動で粉粒体を揺らすことで行われます。そしてその振動源となるのが、当社の主力商品である産業用振動モータ「ユーラスバイブレータ」なのです。「ユーラスバイブレータ」の品質と耐久性は、各業界から非常に高い評価をいただいており、おかげさまで、これまでに累計で90万台を出荷し、国内では約70%のシェアを占めるまでになりました。

名刺情報の共有で新たなニーズに出会いたい

南條氏 「ユーラスバイブレータ」は開発からもうすぐ60年を迎えますが、研究・改良を重ねながら現在もまだ進化し続けています。ラインナップも今では100を超え、海外でも砂漠から大都会までさまざまな業界に納入されています。例えば南アフリカのダイヤモンド掘削船では、何十年も前から「ユーラスバイブレータ」の大形モデルが採用されており、現在も定期的に交換しながら稼働中です。ダイヤモンドの掘削は長いときは数年かけて船で大海原に出るため、非常に高い品質と耐久性が求められる中、「ユーラスバイブレータ」は選ばれ続けています。

また意外な使われ方としては、振動を与えてたこ焼きを転がす「自動たこ焼き機」でも、実は「ユーラスバイブレータ」が活用されています。ダイヤモンドとたこ焼き、両極端な実例でしたが、最近は我々が想像していないような業種の方々から「こんなことはできないか」とご相談をいただくことが増えています。

それから当社は、カタログにある商品だけでなく、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドの設備や機械も設計・ご提供しています。いろいろな方との接点が増えるほど、新たなニーズを知ることができ、オーダーメイドのご提案の機会も多くなります。だから、個人の持つ名刺情報を社内で共有できれば可能性は大きく広がる、そう思いました。

Eight Team 導入検討ガイド
Eight Teamは、組織の人脈を手間なく集約しすぐに活用できる名刺管理サービスです。まずは資料をダウンロードしてご覧ください。

松原氏 元々、社内のメンバーの半数以上が個人的に「Eight」を使っていました。使い方に差はあったものの、どういうものかを分かっている社員が多かったので、「Eight 企業向けプレミアム」の導入は非常にスムーズに運びました。サービスをイチから説明する必要がなく、しかもこれまでの使い方に上乗せするかたちで使っていけるので、敷居が低かったようです。

「新たなニーズを引き出してオーダーメイドの受注を増やしていきたい」と松原氏。そのためには、まずビジネスのネットワークを広げていくことが大切だ。
「新たなニーズを引き出してオーダーメイドの受注を増やしていきたい」と松原氏。そのためには、まずビジネスのネットワークを広げていくことが大切だ。

社内の名刺共有で
日本中のお客様と柔軟につながれる

南條氏 当社の方針は「顧客密着」「地域密着」。ですから直接お客様のところに足を運び、いろいろなご要望をお聞きすることを非常に重要視しています。お客様は日本中にいらっしゃいますので、たとえば栃木県のとあるお得意先で打ち合わせがある場合、「せっかくですので、その近くのあそことあそこのお客様のところにも伺いたい」と思うわけです。その際に、名刺情報が共有できていれば、連絡先の確認のためだけに担当者間でやり取りをする必要がない。「Eight企業向けプレミアム」を導入して感じた一番のメリットは、スムーズかつ柔軟にお客様とつながれるようになったことです。

もちろん、スマホの中に名刺情報が全てあるという安心感を得られることも大きなメリットです。お恥ずかしい話ですが、一度に多くの方にお会いすると、後日、担当の方のお名前をなかなか思い出せないことがあるのですが、事前にスマホでチェックをしておけば、それも防げます。

松原氏 当社では毎年5月に展示会に参加しているので、そのタイミングで「Eight 企業向けプレミアム」を導入しました。展示会ではたくさんの方から名刺をいただくので、その情報をリスト化してお礼状をお送りできる点も便利だと思っています。

今後は、他のソフトとうまく連動させることも検討していきます。今は社名と名前、連絡先の情報を共有するだけですが、例えば過去の納入実績を紐づけたり、同じエリアのお客様同士にメリットがあるような管理ができるようになれば、仕事をよりきめ細やかに進めていけるのではないでしょうか。

ダイヤモンドの掘削船に乗せるような大形からたこ焼き機に設置する小形まで、100以上のラインアップがあるからこそ、多様な業種の顧客と出会いたいのだという。
ダイヤモンドの掘削船に乗せるような大形からたこ焼き機に設置する小形まで、100以上のラインアップがあるからこそ、多様な業種の顧客と出会いたいのだという。

日本のものづくりの心を忘れず、
海外展開にも力を入れていく。

南條氏 当社は今年の10月1日にアメリカオフィスを設立しました。でもまだまだ海外へのアプローチはできていないので。チャンスがあるのであれば、販売を通じて世界中の方々に当社の「パウトロニクス」を知ってもらいたいと思っています。一方で、材料の問題などもあり、急に量産できるわけではありません。あまり急いでいろいろなことをしようとすると、当社の根本が崩れてしまうので、少しずつ進めていきたいです。

「この先、日本ではものづくりができなくなる」「海外に出ていかないと存続できない」といった話を聞くことがありますが、決してそんなことはないと思います。当社の根本であるユニークで有益な「コア技術」を持ち、それを価値のあるカタチにさえできれば必要とされる存在になれるのではないでしょうか。今後も日本で必要とされ続ける企業は当然ありますし、当社はその1社にならないといけないと自負しています。そのためには、日本のものづくりの良さを忘れないこと、そしてお客様とともに協力会社や地域も含めて繁栄していけるような共益の姿勢が大事だと思っています。

AIやIoTが話題になっていますが、考えて知恵を出すのは人間が最も得意とすることです。常に自ら考え、提案できる会社でありたいですし、そうした人材を育てることについても力を入れていきたいと考えています。

Eight Team 導入検討ガイド
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