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導入後1年間で売上150%成長を実現。
名刺の共有で営業の属人化を解消し、顧客対応の質を向上させたものづくり支援企業

株式会社テクトレージ

製造業向けに生産設備の更新や増設の支援、生産効率を高めるためのシステム開発・販売を行うIT・製造会社。導入効果の高い設備とその運用方法、3DCADデータを活用したレイアウト計画や、各種補助金・助成金の申請支援まで幅広く事業を行っている。サッカーJ1リーグ横浜FC(取材時はJ2リーグ所属)のオフィシャルクラブスポンサーにも名を連ね、地元横浜から未来を牽引する企業として躍進を続けている。

株式会社テクトレージ
社名
株式会社テクトレージ
事業内容
製造業向けソフトウェア事業、FA事業、コンサルティング事業
設立
2014年10月
従業員数
20名
URL
https://www.techtrage.co.jp/
目的
個人に依らない名刺管理を行うことで、全従業員が一丸となって顧客対応を行い、売上を伸ばすこと
課題
顧客情報が属人的に管理され、顧客対応の質にばらつきがあった
拠点が離れている従業員の行動が見えなかった
効果
従業員の人脈が可視化され、新規開拓営業に寄与した
全従業員がアクセスできる顧客基盤が構築され、顧客対応の質が向上した
拠点が離れている従業員の行動が可視化され、社内コミュニケーションが円滑になった

全従業員が主役の環境をつくり、顧客価値の最大化を図ることが私の役割

< お話を伺った方 >

代表取締役 林 充様

代表取締役 林 充様

■テクトレージについて

主要なお客様は、生産設備を保有されている中小製造業です。業種も幅広く、金属樹脂を加工する企業から、Tシャツなどの衣類を製造する企業まであります。これらの企業に対して、生産設備の提案や導入支援コンサルティング、国や自治体からの助成金・補助金の取得申請支援を行っています。

中小企業にとって設備投資は重要ですが、導入コストは莫大ですので、そう頻繁に設備を買い替えることはできません。一方で、助成金・補助金を取得し活用することで、従来の導入コストのおよそ3分の1で設備投資を行うことができ、結果として急成長を遂げたお客様も多くいます。

これらの事業以外にも、情報共有型オンラインストレージサービスの提供を行っています。中小企業の場合、どうしても情報管理が属人的になりがちですが、この問題を解消するためにPCに保存したデータを自動的にサーバーへ保存し、検索と管理ができるような仕組みを提供しています。

ロボットやIOTの最新技術を間近で体験できることで人気を集める厚木ショールーム
ロボットやIOTの最新技術を間近で体験できることで人気を集める厚木ショールーム

当社はスローガンとして「お客様の面倒なことを代行する」と掲げております。これからも、中小製造業の事業成長を支援できるように、あらゆる面倒なことを代行しお役立ちしたいと考えています。

お客様情報を属人的に管理することはリスク

■中小企業にとって名刺管理が重要な理由

中小企業の多くは従業員リソースが潤沢であるという事はほとんどなく、繁忙期にはお客様の対応に遅れをとってしまうケースがあります。そのため、営業メンバーのみならず、営業事務やサポートのメンバーで協力し、お客様への対応、支援をする事が必要だと考えています。

その上で重要なのがお客様情報の網羅的な管理です。本来であればITツールを導入する事ですぐに対応したいところですが、予算の都合やサービスの導入の工数がネックとなり、営業担当が属人的にお客様情報を把握しているままだという中小企業は多いです。

お客様への価値提供をする上で、営業が属人的にお客様情報を持つことは対応の遅れ・機会損失につながりますので、全従業員が等しく顧客情報へアクセスする環境を構築すべきだと考えています。その際、身近で正確なお客様情報を持つ名刺から、網羅的にお客様情報を管理することができる事は中小企業にとってメリットが高いと考えております。

Eight Team 導入検討ガイド
Eight Teamは、組織の人脈を手間なく集約しすぐに活用できる名刺管理サービスです。まずは資料をダウンロードしてご覧ください。

名刺を撮影するだけですぐにデータ化できて、導入コストも安い。おかげで、全従業員に「Eight 企業向けプレミアム」を浸透させることができた

■「Eight 企業向けプレミアム」の導入経緯

個人向けのEightは利用していたのですが、企業向けサービスがあることを把握していませんでした。もちろん、企業向け名刺管理サービスとしての「Sansan」の存在は知っていましたが、当社のような中小企業にとっては多機能すぎて活用しきれないことに加え、料金も相応にかかるので導入は諦めていました。

そんなときに、当社の営業事務担当が行った展示会で、Eightからも企業向け名刺管理サービスがリリースされていることを知りました。そこで、まずは私個人で契約して使ってみることにしました。実際に利用しながら運用をしてみて、名刺をスマートフォンで撮影するだけで、名刺情報が自動入力される機能がとても便利でした。これなら私以外の従業員にも簡単に使ってもらえて、浸透もしやすいだろうと思いました。

また、導入コストもSansanに比べると圧倒的に安かったので、すぐに全社展開を行う決断をしました。外部サービスを導入する際には、まずは私自らがその使い勝手を確認し、本当に良いと思ったもの以外は全社展開しないようにしていますが、簡単で便利に使え、全従業員に浸透しやすく、導入ハードルの低い「Eight 企業向けプレミアム」は、私自身が本当に良いと思えるクラウドサービスでした。

まずは自分が使ってみて本当に良いと思ったものしか全社展開しないと語る林様
まずは自分が使ってみて本当に良いと思ったものしか全社展開しないと語る林様

自社サービスの認知向上を効果的に図ることができ、全従業員が名刺情報にアクセスできる環境が整ったことで、組織活性化につながり、売上も伸びた

■「Eight 企業向けプレミアム」導入で得られた効果

名刺共有機能を活用することで、それまで属人的に管理されていた名刺情報を社員同士で共有することが可能となりました。これによって、以前からアプローチしたいと思っていた企業と既にコンタクトがあるとわかり、アプローチを行うことができました。

これは私自身の考えですが、当社が提供するサービスを広く認知してもらいたいと考える一方、志をしっかりと持っている企業と末永くお付き合いしたいと考えています。そのため、無作為な営業アプローチ手法ではなく、自社の従業員が持つつながりに対してアプローチできる対象が広がったことは非常に有益だと感じました。

もう1つは、全従業員がアクセスできる顧客基盤が構築できたことで、お客様に役職変更や部署異動があった際、従業員の誰もがリアルタイムで情報を把握できるようになったことも非常に便利でした。営業はもちろん営業以外の従業員も昇進情報・異動情報を把握できる環境が整った事で、しばらく会う機会がなかった方へ連絡を取って会いに行くことができるようになりました。結果として、新たなビジネスチャンスにつながる可能性が広がりました。

最後は、拠点メンバーの行動が可視化できたことです。もちろん、従業員に対しては大きな信頼を寄せていますが、目の行き届かないところにいるメンバーの行動が見えないことは不安要素でもあります。たとえば、他拠点の営業メンバーで業績不振が起きていると、行動が見えていないからこそ過度な心配をしてしまいます。しかしながら、全拠点で名刺管理が行われていれば、直接目の行き届かない拠点のメンバーの活動が可視化できるので安心して現場に仕事を任せることができます。

名刺情報が増えていくのを見ると「みんな頑張っているな」と実感できますし、少ない訪問回数で多くの名刺情報を得ているメンバーがいれば、お客様から信頼されている証になりますので「この人だったらもう少し大きな仕事を任せられそうだ」といった判断も、データから考える事ができるようになりました。

Eight 企業向けプレミアム」導入によって、全従業員が名刺情報にアクセスできる環境が構築できた今、これまで以上に組織全体が活性化している印象を受けます。おかげさまで、売上も昨対比で150%成長を達成できました。

平成30年に地域未来牽引企業として経済産業省からの認定を受けている
平成30年に地域未来牽引企業として経済産業省からの認定を受けている

全従業員がこの会社で働きたいと思ってもらえる環境をつくるために、これからも「Eight 企業向けプレミアム」を活用していく

■今後の目標

この会社で仕事がしたいと全従業員に思ってもらえるように、これからも環境整備に努めていきたいと考えています。また、同時に多くの中小企業の皆様に名刺管理の重要性をご理解いただけるよう、啓蒙活動を行っていきたいです。

名刺は企業にとって重要な財産です。しかし、以前の当社がそうであったように、名刺を会社全体で管理できている中小企業は、未だ少ないのが実態です。だからこそ、地域未来牽引企業である当社が率先して、地域内外の中小企業に認知させることは大いに意義のあることだと考えています。

特に中小製造業はIT化の動きが遅い、あるいは浸透していない企業が多くありますので、まずは身近なお客様からどんどん認知の輪を広げていきたいですね。

※インタビュー内容は、2019年11月7日時点のもの

Eight Team 導入検討ガイド
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