戦略的な不動産営業をEight Teamで実現。キーマンの見極めや情報収集に人脈をフル活用できる体制を構築。

株式会社柴田産業
1957年に創業した、福岡県を中心にガス関連事業や住宅開発やリフォームなどの不動産開発事業を多角的に展開している中小企業。

- 目的
- 新しく立ち上げた不動産開発事業で既存事業で築いた人脈や社長、営業の人脈を共有し、新規の営業活動を効率化するため。
- 課題
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・社長や営業同士で仕入れ先や仲介先など顧客情報を頻繁に口頭で聞き合っており、時間を取られていた。
・過去の接点に気づかず、営業を行い非効率な営業アプローチがあった。
- 効果
- ・Eight Teamで人脈を可視化できたことで、仲介先や仕入れ先の接点を確認する工数が削減された。また取引のキーマンとなる人の目星を付けることもできるようになった。
<お話を伺った方>
不動産事業部 部長 隈元様
人脈を共有できておらず、営業前の情報収集に時間がかかっていた。
私たちは福岡県でガス関連事業や不動産関連事業を展開しています。創業は1957年で、最初は家庭用燃料販売からスタートし、その後は住宅機器の販売、設備工事など徐々に商材を広げていきました。
そして、ガス関連事業を展開していく中で得た知見を活かし、4年前に不動産事業を立ち上げました。この立ち上げ直後のタイミングで営業における課題が浮き彫りとなったため、Eight Teamを導入しました。
Eight Team導入前は、人脈が広い代表と営業同士で営業先を紹介し合い、仕入れ先や仲介先を開拓していました。飛び込み営業よりも時間やリソースを削減できるうえ、過去に接点があるためしっかりと話ができ、確度の高い効率的なアプローチが可能でした。しかし、口頭でのコミュニケーションが中心だったため、相手の名前や役職、住所、アドレスなどを確認するのに時間がかかっていました。
取引がないと思って営業した際に「御社のAさんと前にやり取りしたことがある」と言われることもありました。事前にAさん経由で紹介してもらい、詳しい情報を聞けていれば、より具体的な提案を行え、アプローチまでの時間も削減できたはずです。
そこでこれらの課題解決のために、名刺管理サービスの導入を検討し始めました。
まずはシンプルな名刺管理から。複雑な初期設定は不要、コストを抑えて導入できるEight Teamを選定。
最終的に私と代表はEightを利用していたため、その延長線上で使えるEight Teamを選定しました。 具体的に選定した理由は3点です。
1.個人版Eightの使用感のまま、簡単に名刺を共有できる。
2.複雑な初期設定がいらない。
3.月額1.8万円、初期費用0円と他サービスと比較して安価に利用できる。
1つ目はEightの使用感のまま利用できるという点です。私は前職からEightを利用しており、名刺のデータ化精度や検索性が非常に良いと感じていました。Eight Teamも同じように簡単に利用できるため、導入時の不安は全くありませんでした。
2つ目は複雑な初期設定がいらない点です。他のサービスの場合、数千枚の名刺を再度データ化し、社員にレクチャーする必要があるため、その負担が大きいと感じていました。しかしEight Teamは私以外にも、最も多くの名刺を持っている代表や他のメンバーがEightを利用しており、既存のデータをそのまま引き継いで利用できる点は大きな魅力でした。
3つ目はコスト面です。Sansanの導入も検討しましたが、案件や商談管理、企業情報の閲覧など多機能で魅力的だったものの、案件管理のシステムは別に導入済みだったため、名刺管理に特化しコストを抑えられるEight Teamを選定しました。
*Eight、Eight Team、Sansanの比較表。
人脈共有がスムーズになったことに加え、キーマンの見極めや情報収集にも活用
Eight Teamを導入したことで、名刺を検索するだけで社内の人脈を確認し、営業先とつながりがあるかを即座に把握できるようになりました。その結果、アプローチの効率が向上し、詳細な情報をピンポイントで社内の誰に確認すればよいかも把握しやすくなり、当初の目的を達成しました。
また、対面以外にも、その会社の方の名刺情報をもとに営業部の構成や役職情報からキーマンを推測し、仮説を立てる際にも活用できています。
※実際の検索画面。スマホやアプリから簡単に社内の人脈情報を確認することが可能。
名刺共有の機能以外にも日々の営業活動で活用しています。
不動産業界では、土地や案件情報がフィード*に定期的に流れてきます。Eightでつながっている方々は、大手企業から地元の不動産会社まで多岐にわたり、ポータルサイトには掲載されない情報も流れてくるため、非常に役立っています。
また、Eightから名刺交換した方の会社のニュースや人事異動情報が流れてくるので、それを営業アプローチの材料として活用しています。
Eightの情報をチェックするために1日2〜3回ログインし、営業前の情報収集に非常に役立てています。
*フォローしているユーザーが投稿した情報が流れてくる機能。サービス・商品のリリースやイベントの告知など仕事にまつわる情報を投稿するユーザーが多い。
商談内容や顧客の分類をしっかり行い、営業の生産性を上げる
今後は福岡だけでなく、九州全体や東京への進出も視野に入れています。新たな土地で事業を展開する上で顧客や取引の数が増えることを考えると、より詳細な顧客管理が必要になってくると考えています。
そこでEight Teamの名刺を分類できる共有タグ機能や顧客とのやり取りの履歴を残せる共有メモ機能は今後、活用していきたいです。