2拠点それぞれでEight Teamを導入し、情報共有がスムーズに!全社導入が前提のサービスが多い中、拠点単位で導入できる手軽さが決め手に

北恵株式会社
1959年創業。 大阪に本社を構え、関西・関東エリアを中心に住宅資材や住宅設備機器を取り扱う専門商社。
- 社名
- 北恵株式会社
- 事業内容
- 住宅資材・住宅設備機器の専門商社
- 設立
- 1959年
- 従業員
- 約400名(利用人数は40~50名)
- 目的
- 各拠点単位で営業メンバーの名刺を共有し、情報共有をスムーズに行うため
- 課題
-
・会社全体で契約や案件の管理は行えていたものの、担当者の連絡先情報は各社員が個々に名刺で管理しており、情報が分散していた
・営業事務が営業担当に代わって企業に連絡を行う際や、営業担当が外出先から企業と連絡を取りたい場合においても、確認に手間と時間がかかっていた
・多くの名刺管理サービスは全社導入を前提としているが、当社では顧客とのやり取りが拠点単位で完結するため、拠点ごとに少人数で名刺を管理したかった
- 効果
-
・社名、役職、メールアドレスなどの基本情報を検索するだけで確認でき、営業同士や営業事務との情報共有の時間が削減された
・取引先の担当者と拠点内で複数の社員が名刺交換している場合でも、名寄せ機能により常に最新かつ統一された名刺情報を参照できるようになった
・拠点ごとに必要な人数だけ利用できるので、コストを抑えて名刺管理サービスを導入できた
<お話を伺った方>
北恵株式会社 近畿営業部長 富田 様

拠点内で「誰がどの取引先とやり取りしているか」が不明で、顧客情報を共有するのに時間がかかっていた
私たちは大阪に本社を構え、関西・関東エリアを中心に住宅資材や住宅設備機器を取り扱う専門商社です。
取引先は住宅会社、ホームセンター、工務店など多岐にわたり、拠点ごとに約300〜500社、全社で約1万社と実績があります。
現在、私は近畿営業部の部長として、近畿エリア全体の営業統括を担当しています。Eight Teamの導入は、以前私が東京拠点に勤務していた際に推進しました。
導入の背景には、会社として契約や案件の管理はできていた一方で、名刺情報は各営業が個人管理しており、情報共有が円滑にできていなかったという課題がありました。
営業担当者間のつながりが不透明で、外出先で連絡先を確認する際や、営業事務が営業担当者から依頼された見積書や受発注書の送付時に、連絡先を口頭やチャットで確認する必要があり、業務上の大きな負担となっていました。
特に営業事務1人あたり、1日に4〜5件ほどこのような対応を行っており、業務時間を圧迫していました。
また、大阪府内には3つの営業所があり、約30人の営業メンバーが在籍しています。同一の取引先担当者と複数の営業メンバーが名刺交換を行っていることも多く、過去のやり取りを事前に共有できないまま打ち合わせに臨んでしまい、会議中に他の担当者と既に接点があったことが判明するというケースもありました。
導入の決め手は、拠点ごとに必要な人数分だけ利用でき、コストも抑えられること
まず、取引先と誰が接点を持っているかを可視化できる名刺管理サービスの導入を検討しました。
しかし多くのサービスは全社導入を前提としており、名刺管理の必要ないメンバーにもアカウントを付与する必要があったり、機能も多岐にわたる製品が多いという難点がありました。
というのも、当社は大阪拠点なら大阪の取引先とやり取りするように、拠点ごとに取引先が分かれています。そのため拠点を跨いで名刺を共有する必要はありません。
また、契約や案件などの情報は他のツールですでに管理していたので、求めていたのは「名刺情報を拠点内で共有する」シンプルな機能でした。
こうした背景から、名刺管理に特化し、必要な拠点・人数だけで柔軟に利用できる価格体系だったEight Teamは当社にピッタリだと感じ、導入を決めました。
2拠点、それぞれでEight Teamを導入。拠点内の情報共有がスムーズになり、口頭や電話での連絡先確認の時間を削減
導入後は、外出先で連絡先を確認する際にわざわざ社内へ問い合わせる必要がなくなりました。
また、営業事務も営業が保有する名刺情報を確認できるようになったため、社内の連携がスムーズになり非常に効率化されました。

当初は、東京拠点で導入していたため、続いて大阪拠点でもEight Teamを導入しました。
特に役立っている機能は、名寄せ機能です。大阪府内には3つの営業所があり、30人ほどの営業が在籍しており、複数の社員が同じ取引先担当者と名刺交換をすることが頻繁にあります。そのため同一人物の名刺が複数登録されていても、Eight Teamの名寄せ機能により、自動で1つにまとまり最新情報が反映されるため、「どれが最新かわからない」「重複していて見づらい」といった混乱が解消されました。
結果として、大阪、東京それぞれの拠点で運用が順調に進み、情報共有にかかる時間を大幅に短縮できました。
私自身も外出時に1日3回程度Eight Teamで名刺情報を確認しており、非常に便利だと感じています。
今後は未導入の営業所への展開に加えて、タグ機能を活用して名刺を取引の種類ごとに分類するなど、さらに効率的な情報管理を進めていきたいと考えています。
当社としては、住宅資材や住宅設備機器の国内販売をさらに拡大するとともに、海外市場への進出も視野に入れ、さらなる成長を目指しています。
※インタビュー内容は、2025年5月21日時点のもの