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Eight Team起点のDXで、データドリブンな不動産営業を実現。40,000枚の名刺×BI活用で、営業の行動を可視化

株式会社フロンティアハウス

1999年創業。 投資用マンション・アパートから戸建てまで幅広く手掛ける総合不動産企業

株式会社フロンティアハウス
社名
株式会社フロンティアハウス
事業内容
投資用マンション・アパートから戸建てまで幅広く手掛ける総合不動産企業
設立
1999年
従業員
約70名(Eight Team利用人数:28名)
URL
https://www.frontier-house.co.jp/
目的
・名刺を起点に営業効率を向上させる
・名刺情報をMAと連携し、効率的に物件情報などの営業メール配信を行い、問い合わせ数を増加させる
課題
・名刺を各営業が属人的に管理していたため、どのような人脈を持っているか、企業としてどのような接点があるかを把握できておらず、営業戦略や戦術を立案するのに苦戦していた
・各営業が外回りの合間に個別で営業メールを配信しており、30分で10件ほどしか送れず、人脈全体への網羅的なアプローチができていなかった
効果
・名刺情報をBIツール*で分析・可視化し、誰がどこで活動しているか、エリア別の活動量や個人の名刺交換枚数をチーム長・役員が即時に把握できるように。また様々な切り口でデータを抽出し営業戦略の立案に活用できるようになった
*BIツール:ビジネスインテリジェンスツールの略で、企業が保有しているデータを収集、分析できるツール
・地図情報との連携により、未アプローチの「空白地帯」を把握し、移動時間やコストを考慮した最適な訪問ルートを策定可能にできるようになった
・名刺情報をMAに連携し、5,000件の営業メール配信を5分で配信可能に。準備時間を大幅に短縮し、人脈全体へのアプローチを実現した

<お話を伺った方>
・取締役CMO 兼 経営企画部部長 古谷 様

・経営企画部 主任 広報担当 清水 様

・管理部 情報システム担当   堀江 様

営業の人脈を管理できておらず、営業戦略や戦術を立案するのに苦戦していた

株式会社フロンティアハウスは1999年創業、神奈川県に本社を置く総合不動産企業です。

投資用から戸建てまで幅広く手掛け、約20名の営業が土地仕入れから販売まで一貫して担当しており、日々多くの名刺交換を行っています。

Eight Team導入を検討した背景には2つの課題がありました。

1つは名刺や顧客情報を営業ごとに管理していたため全社共有が進まず、訪問や提案の重複が発生していたことです。別の名刺管理サービスも導入しましたが、外回り中心の営業には使い勝手が悪く定着しませんでした。

もう1つは営業メール配信の非効率さです。外回りの合間にノートPCで30分かけても送信できるのは数十件にとどまり、限られた顧客にしか情報を届けられませんでした。

そこで既に多くの社員が個人利用していたEightを基盤に、初期設定不要で活用でき、名刺を4枚同時に取り込めるEight Teamを導入しました。

40,000枚の名刺情報を集約!BI活用で営業活動を可視化し、営業戦略の立案に活用

導入後は、スマホアプリでの名刺登録が外出先でスムーズに行えるようになり、訪問前の人脈チェックや営業事務との情報共有がEight Teamの検索だけで即対応可能になりました。営業訪問前に過去の接点や関係性を把握することで、提案の精度が向上しています。

社内では営業DXを強化していく方針があったので、ただ営業業務を効率化するだけではなく、営業データに基づいた分析と営業戦略の立案にチャレンジしました。

まず最初に名刺交換数や営業活動を可視化したかったので、試しにEight TeamのデータをBIツールに連携してみたところ、営業ごとの名刺交換数やエリア別の交換枚数を簡単に把握できるようになりました。またBIツールの強みで様々な切り口で営業データを分析したところ、トップ営業は名刺交換枚数の多さと比例しているということがわかりました。

これら名刺を起点とした様々な切り口の営業データを、役員やチーム長に毎日決まった時間にメールにて自動配信される仕組みを構築し、タイムリーな情報共有とアクションを可能にしています。また、全社会議において「名刺獲得数」に基づく表彰制度を導入しました。総獲得名刺数は導入当初の約20,000枚から、40,000枚超に倍増し、若手営業を中心に「もっと名刺を取りたい」という意識が高まりました。

他にはBIで地図情報との連携により、移動時間やコストを考慮した効率的な営業ルートの策定が可能になりました。名刺交換した方の住所を地図上にピン止めし、これまでアプローチできていなかった空白地帯を明確にすることで、訪問先の優先順位付けや戦略的なエリア開拓を支援しています。

最初は名刺共有というシンプルな営業の効率化から始めましたが、今では名刺を切り口とした営業データを活用して、限られたリソースでより多くの成果を上げられるようになりました。

営業、マーケ、広報の中核ツールとしてフル活用!Eight Teamが組織全体のパフォーマンスを高める

他にもEight TeamのCSVダウンロード機能やフィード機能*など様々な機能をフルに活用しています。

Eight TeamのCSVダウンロード機能と導入していたMAツールを活用し、もう一つの課題だった物件情報などの営業メールの配信も大きな成果を得ることができました。

Eight Teamの導入前は各営業が個別対応しており、物件情報メール作成や訪問、架電に多くの時間と労力を割いていたため、全体でのメール配信は1日数10件が限界でした。

導入後はEight TeamのCSVダウンロード機能を活用し40,000枚の名刺をCSVでリスト化し、MAツールに連携。エリアや担当者ごとにタグで分類し、セグメント配信を行っています。1回あたりの配信件数は5,000件、準備時間はわずか5〜10分に短縮されました。

またEightのフィード機能*を活用し、会社情報を定期的に配信することで、上場企業にとって重要な情報開示の透明性向上といったブランディング強化に大きく貢献しています。会社の取り組み、社員の活躍、イベント報告など積極的に社員にフォーカスしてフィードに投稿することで、社内の「今」をリアルタイムに伝えます。これにより、企業内部の活気や透明性がEight Teamを通じて、潜在的な顧客、ビジネスパートナー、そして将来の採用候補者にも情報が届き、多角的な視点から企業の魅力が伝えられ信頼感向上に寄与し、広報効果を高めました。他のマーケティング施策も併せて実施したことで、導入前と比較して、Webサイトへのアクセス数が月間で約3倍に増加しました。

このようにEight Teamの名刺管理以外の機能をフルに活用することで、組織全体のパフォーマンス向上につながっています。

*フィード機能:フォローしているユーザーや会社の投稿した情報が流れてくる機能。サービス・商品のリリースやイベントの告知など仕事にまつわる情報を投稿するユーザーが多い

“営業個人のつながり”を会社の強みに変える。名刺情報を武器にする不動産企業の次なる一手

Eight Teamを営業にフル活用し、Eight Award 2025*のチーム・オブ・ザ・イヤーを受賞することもできました。

今後もEight Teamを軸に営業活動のデータ活用を進化させていく方針です。
BIツールでの可視化指標をさらに拡張し、名刺情報と仕入物件データやWebアクセスログを掛け合わせた分析を行うことで、営業活動の優先順位付けや顧客フォローの最適化を目指していきます。不動産営業は、「ステークホルダーとの関係構築」が最重要です。そのためDXに悩んでいる不動産会社には、会社全体の人脈/名刺を簡単にデータ化、集約できるEight Teamの導入がおすすめです。

*Eight Award 2025:Eightを日々の業務に積極的に取り入れて活用されている方や、 Eight Teamを通じて営業DXを実現し、成果を上げた企業を表彰するアワード。2025年の特設ページはこちら

※インタビュー内容は、2025年8月時点のもの

Eight Team 導入検討ガイド
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