これまでのご経歴について教えてください。
翔泳社という出版社で、営業や企画業務を長く担当してきました。ITエンジニアが集う日本最大級のカンファレンス「Developers Summit(通称、デブサミ)」の初代オーガナイザーを務めている中、メディア事業部の取締役に就任。12年間務めた後、デブサミの運営を卒業して販売推進部の部長兼取締役、「コンピュータ出版販売研究機構(CPU)」というコンピュータ書版元7社で、コンピュータ書を書店様へ販売促進するためのコンソーシアムで会長を務めました。現在は、翔泳社の顧問や個人事業主としても活動しています。
このキャリアをお話しすると、率先して新しいことに取り組む人だと勘違いされるのですが、その多くは周囲からの壮大な「無茶振り」に応えていっただけです。何故かいつも、逃げられないようなアイディアを持っている人に、私のキャリアを作っていただいた感じです(笑)。
そんなキャリアのお供にEightをご利用いただいています。これまでどのようにご利用されていましたか。
利用し始めたのはリリース当初の2012年から。もう10年お世話になっています。デブサミの運営をしていると、イベントの登壇者はもちろん、スポンサーさまとお話する機会が多く、異動して書店営業の取締役になると、取次さまや書店さまを訪問したりする機会が増えました。また、子ども向けプログラミング絵本『ルビィのぼうけん』を出版してからは、学校関係者の皆様とお会いする機会が多くなり、、、と自分が携わるプロジェクトや部署が変わるたびに、数多くの方々と名刺交換をするため、いっぺんに覚えられず手を焼いていました。そこで当時リリースされたEightを使うことにしました。
名刺には会社名や部署、氏名など多くの情報が記載されているので、読み込んでしまえば自分で覚えておかなくてもいいんです。データ精度も良くなっており、信頼できる情報をすぐ調べて知ることができます。
これからの岩切さんご自身の展望をお聞かせください。
私はコロナ禍を経て翔泳社の取締役を退任するなど働き方を大きく変えたのですが、Eight上でも何名かの方から連絡をいただきました。Eightに登録されている名刺は2,700枚ほど。このご縁を大切にしていこうと思います。
今は翔泳社で社内報の立ち上げ・編集などに関わりつつ、個人事業主としては、新卒から5年目までを対象とした、『自走力をつけるための読書で思考力トレーニング』研修を行って、若い世代の稼ぐ基礎力を上げる活動をしています。今の時代はITの力もあり、いつからでもチャレンジできます。昔の成功にしがみついて「昔がよかった」と言っていることがリスクそのものなので、自分にとって新しいことや今できることに一つひとつ挑戦していきたいです。