傾向 | 専門技術・専門知識を、キャリアを通して高め続ける |
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価値観 | 昇進や管理業務などよりも、技術や専門領域の知見を磨くことにこだわる |
より力を発揮 できる環境 |
ひとつの職能に専念できる環境 ex)研究職・エンジニアなど |
自分の得意分野や、専門領域の知識・技術を集中的に伸ばすことを大切にしています。現場への意識が強く、チームを率いる立場に立つことよりも、直接的に業務に携わり続けたいと考えています。たとえば、エンジニアならば、プロジェクトの進捗管理をするような管理職になるより、現場でプログラミングをして技術を磨き続けることに喜びを見いだします。
専門領域に対するこだわりが強いため、集中力を妨げられることが苦手です。業務に集中したいのに急に他の仕事を強いられるなどして、モチベーションが低下してしまったことはありませんか? 反対にモチベーションが上がるのが、自分の実力を認められたときです。自分の専門領域で助言を求められたり、指名で仕事を依頼されると、自分のこれまで培ってきたものが報われたと感じ、モチベーションが高まります。 あなたが実力を発揮するためには、なによりも自分の専門領域に集中できる環境を手に入れることをおすすめします。
自分が熱中できる職務と、作業に集中できる環境を手に入れることができれば、その道のエキスパートとして大成することができるでしょう。 最終的には専門家という立ち位置で、監修や書籍を出すなど、対外的な知名度を獲得していくことも考えられます。
職人肌のあなたは、奇抜な発想で新たな物事を創るというよりも、今ある知識をコツコツと積み上げ、確かな経験と技術に裏打ちされた仕事ぶりで評価を上げていくでしょう。 エンジニアや研究職、あるいは伝統工芸など確かな技術や理論が存在している職域で輝くタイプといえます。
どのキャリアでも年数が重なれば、管理職への移行が命じられるケースはよくあることです。キャリアパスを考えるときには、専門領域で最後まで現場に携わるために、どのような動きが必要になるかを検討しておきましょう。