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リード獲得工数が激減、受注までの時間も20分の1に。
営業スタイルを根本から革新するインサイドセールスシステム

<お話を伺った人>

ベルフェイス株式会社
取締役 マーケティング事業部長

西山 直樹

5秒でつながる、オンライン営業システム『bellFace』

当社は、営業担当者が使うWeb会議システム『bellFace』を開発・運営しています。『bellFace』の一番の特徴は、接続が非常に簡単なこと。ソフトのインストールや、IDやメールアドレス、URLの事前送付などは必要ありません。インターネットにつながったPC、スマホ、タブレットさえ手元にあれば、日本中どこにいても5秒で対面営業が始められる、非常に便利で簡単なシステムです。

営業シーンに特化している点も大きな特徴です。これまで対面営業で行っていた全てのことがオンラインでできるので、営業のやり方を変える必要がありません。

オンライン営業には、たくさんのメリットがあります。まず訪問するための移動時間が必要なくなるため、一日にできる商談の数を増やせます。また、オンラインだと「今すぐお話させていただけませんか?」とその場で商談を設けやすくなるため、リードタイムも短くなります。

そして何より多くのお客様に支持いただけているのが、「オンラインだからこそ全てをデータ化できる」という点です。「誰が何時何分に誰と繋がって、何の資料の何ページをどのくらいの時間を使ってプレゼンしたか」という情報が全て記録として残せるため、例えばトップ営業がどういう営業をしているのかなどが全て分かります。忙しくてなかなか部下の営業同行ができないマネージャーでも、録画を元に適宜フィードバックが可能。マネジメントの生産性が上がりますし、営業をいち早く即戦力化できるのです。

参加の決め手は、
Eightとターゲット企業の親和性の高さ

『bellFace』のリリースは2015年7月で、現在約900社に導入いただいています。業界・業種は多岐に渡りますが、メインターゲットは比較的低価格のWebサービスを提供しているSaaSベンダーやポータルサイト運営会社、Webマーケなどの支援会社さんです。広範囲に営業し、顧客を継続的にサポートしていくような企業ですね。

今回当社が「Meets」に参画したのは、我々がターゲットとしている企業と「Eight」との親和性の高さが一番の理由でした。Sansanさんが企画するオフラインイベントということは、Web系の企業で働くEightユーザーが多く集客されるわけで、Eightユーザーである来場者はきっと、我々にとってのターゲット企業で働く人の比率が高いだろうと思ったのです。しかも、250程のリードがリストとしても提供されるということで、費用対効果も低くないと判断しました。もちろん「セールステック」というテーマもドンピシャです。他のセミナーではあまりないテーマですから、非常に貴重な機会でした。

参加して感じたことは、登壇する私たちが主役のイベントだということです。多くのセミナーは、来場者が主役であり、登壇する側にとってはノウハウを発信するだけの場になりやすいんです。それはそれで良いのですが、「Meets」は自分たちの商品やサービスをガンガンにアピールして、「私たちのサービスはこんなところが凄いんです」と伝えられる場。しかも、それをターゲット企業の経営者や営業責任者の前で。なかなかない機会だと思います。

登壇翌日にすぐ受注。確度の高いリードにも満足

一番良かった点は、やっぱり商談ができることですね。しかも、セールスピッチの場を有効なものにするために、プレゼンのプロから事前に指導が受けられる。それだけでも、他にはないイベントですよね。登壇企業に対し、ただリードを供給するのではなく、有効な商談を1件でも多く提供することを強く意識したイベントだと感じました。

成果は、当日だけで約20件、後日も合わせると35件程度の商談が実現し、2件が受注まで行きました。1件が登壇の翌日、もう1件が5日後だったので、リードタイムが非常に短いですね。

実は、予想していたほどターゲット企業の比率は高くなかったんです。しかし、商談数は予想以上でしたし、相手方も前向きに検討してくださる企業が多く、一般のリードより確度も高めで。見込み数や受注率などを考えても、非常に満足できる結果でした。

提供していただいた250というリード数も、弊社での工数に換算すると約2週間分の人件費が浮いたことになるため、かなりメリットはあったように思います。問い合わせから受注までのリードタイムも通常だと平均で20日程度ですから、早いですよね。やはりイベントのテーマと当社のサービスが合致していたため、「お互いに求めていたものがそこにあった」という感じだったのでしょう。

それから、当日商談した企業のほとんどが、弊社のことをある程度調べた上で来てくださっていたので、話が早かったのも良かったです。「Meets」の運営の方々が事前にたくさん告知を打ってくれていたことが、来場者への事前情報収集を促す結果になったのではないでしょうか。非常にありがたかったですね。

「行かずに営業」を当たり前にしたい

当社が目指すのは、「相手先に行かずに営業する」という世界をもっと当たり前にすることです。『bellFace』を使って無駄な移動をしなくて良くなると、商談の数が増え、営業の生産性が上がり、結果として営業担当者の売り上げがこれまで以上に簡単に上げられるようになります。そうなれば、仕事が楽しくなりますよね。一人でも多くの人に、そうなってほしいと思います。

また、「新しい雇用」を生み出していきたいとも考えています。例えば産休・育休後に女性が職場復帰する場合、まだまだ営業の第一線には戻りにくい現状がありますよね。でも、例えば子育てしながら自宅で営業できれば、やりたい仕事を諦めずに済むのではないでしょうか。また、フルコミットが難しい学生や役者さん、スポーツ選手などが空いた時間を活用して営業をするといったような、新しい雇用の機会がつくれるかもしれません。

『bellFace』を通じて収集できるデータは、リアルな営業データそのものです。そういう意味で、我々は世界でも唯一の「セールスのビッグデータを持つ会社」です。とはいえ、日本において訪問する営業が完全になくなるとは考えにくいですから、「インサイドセールスのベルフェイス」という軸は一切ブラさず、「訪問する営業」さえも全てデータ化していくなど、新しいサービスを仕掛けていきたいと思っています。

引き続き、多くの方に『bellFace』の良さをアピールしていきたいと思っていますので、こうした自社サービスの魅力が発信できるイベントへの参画については、前向きに進めていきたいと考えています。

新しいスタイルの
ビジネスピッチイベント「Meets」

営業機会を生み出すことは多くの労力を要します。
同時に購入者にとっても、あふれる情報の中から必要なものを見つけ、
比較検討することは、非常に多くの時間とリソースが必要となります。

「売る側も買う側にも効率的に成果につながる出会い」を提供できないか。
それを実現するのが「Meets」です。

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